食品加工工場などから排出される食品残渣は、リサイクルされて食品残渣飼料となり家畜のエサとして活用されており、食品ロスの軽減やエコロジーの面からも大きな注目を集めています。
ロータリードライヤーにそれらの残渣を投入し、水分を抜いて乾燥させて食品残渣飼料の原料を作り出します。
ここで成功をおさめるための大きな鍵となるのが、効率性や生産性、コストなどの問題です。
山本技研工業株式会社が開発したロータリードライヤーは、独自の技術により高効率化とランニングコストの低減に成功しています。
蒸気で加熱されたコイルパドルが回転することで、残渣を砕きながら表面積を広げて効果的に熱が加わり、短時間で乾燥できます。
また、特殊な機構により他の機器と比較して少ないキャリアエアで乾燥できるので排気風量も抑え、高い熱効率を誇ります。
パドル径によって最も小型のRCD-50から最も大型のRCD-600までのバリエーションがあり、利用シーンに合わせて選択できるほか、付帯機器も提供されておりトーたるコーディネートが可能です。
山本技研工業株式会社のロータリードライヤーはほとんどの無機、有機のスラッジに対応していますが、その一方で粘性の高いものは不向きです。
そんな時は同社のダブルドラムドライヤーが対応しています。
このように総合的な対応が可能な機器がワンストップで用意されているのも、山本技研工業株式会社が持つ豊富な経験と高い技術力が成せる業です。